40代独身男性の趣味選びは、一人でできる・無理なく払える・次の休日もやりたくなるの3条件で選ぶのが現実的である。
「休日にやることがない」「一人でも楽しめる趣味が欲しい」「できればお金のかからない趣味から始めたい」。そんな40代独身男性にとって、選択肢そのものは少なくない。
問題は、候補を検索し続けて実際には何も始めないことである。
参考になるのが、shiranui氏による「40代独身男が独りで楽しめる趣味10選 楽しみのある毎日にしましょう」だ。同記事は2024年3月5日に公開され、4月4日に更新されている。
shiranui氏は40代半ばのフリーランスで、自宅で仕事をし、親しい友達0人、彼女なしという自身の状況を明かしたうえで、音楽制作、動画制作、温泉、スノーボードなどを楽しんでいるという。
同記事で紹介されているのは、創作活動、楽器・プログラミング、軽い登山・散歩、キャンプ、釣り、旅行・温泉・飲食店・写真撮影、ガーデニング、料理、筋トレ、収入を増やす活動の10項目である。
特徴的なのは、映画や読書などを否定するのではなく、より能動的に「作る・学ぶ・動く」活動へ目を向けている点だ。
一方、2026年8月7日公開の「独身40歳からの趣味|一人で没頭できるお金のかからない生きがい5選」では、一人完結・低コスト・没頭度という条件が重視されている。
さらに結婚相談所Presiaが2024年3月1日に公開した「40代独身男性、休日の過ごし方10選」では、一人旅、ゴルフ、映画・アニメ鑑賞、筋トレ、プラモデル・パズル、ソロ登山・キャンプ、スキルアップ、副業などが休日の候補として挙げられている。
つまり3記事を横断すると、40代独身男性の趣味に求められているものは見えてくる。
一人で成立すること。続ける負担が重すぎないこと。そして、休日そのものを楽しみに変えられることだ。
この記事では元ネタ3記事の違いを整理したうえで、40代独身男性におすすめの趣味10選を「費用感」「一人向き」「没頭度」「身体活動」「成果が残るか」の視点から比較する。
40代独身男性の趣味について元ネタ3記事は何を勧めている?
結論から言えば、3記事には共通点がある一方、重視する価値は明確に異なる。
まず事実関係を整理しておこう。
記事 公開時期 主な対象・視点 特に重視している点
shiranui氏「40代独身男が独りで楽しめる趣味10選」 2024年3月5日公開、4月4日更新 40代半ばの独身男性自身の経験を含む 一人でも主体的に楽しめる幅広い活動
Presia「40代独身男性、休日の過ごし方10選」 2024年3月1日 40代独身男性の休日 一人時間の充実、自己成長、対人面も含む休日活用
「独身40歳からの趣味|一人で没頭できるお金のかからない生きがい5選」 2026年8月7日 一人で没頭できる趣味探し 一人完結、低コスト、没頭度
shiranui氏の記事で特徴的なのは、単純な娯楽だけに限定していないことだ。
音楽制作、動画制作、イラスト、漫画、小説などの創作から、楽器、プログラミング、登山、キャンプ、釣り、旅行、ガーデニング、料理、筋トレ、さらに収入につながる活動まで扱っている。
つまり、「暇を潰すもの」より「自分から働きかけるもの」の比重が高い。
Presiaの記事では、一人旅やゴルフ、映画・アニメ、プラモデル・パズル、筋トレ、登山・キャンプ、スキルアップ、副業など、休日の使い方そのものを広く捉えている。
一方、2026年の記事は「一人で没頭できる」「お金をかけにくい」という条件を前面に出している。
この3つを並べると、読者が検索している「40代独身男性の趣味」という言葉の裏に、少なくとも次の欲求があると考えられる。
一人でも成立する。
休日を持て余したくない。
高額な出費は避けたい。
できれば夢中になりたい。
さらに健康、技能、成果物など何かが残ればうれしい。
私はここが重要だと考えている。
40代になると「流行している趣味だから」という理由だけでは続きにくい。仕事の責任、疲労、生活費、移動時間など、20代とは条件が違うからである。
だからこそ、趣味そのものの華やかさより自分の生活へ組み込めるかを見るべきだ。
40代独身男性におすすめの趣味は?10種類を比較
元ネタで紹介されている活動を中心に、40代独身男性が比較しやすいよう10種類へ整理した。
ここで示す費用感は公的な基準ではない。手持ちの物から試せるか、専用道具や交通費が必要になるかを基準にした相対評価である。
趣味 費用感 一人向き 没頭度 身体活動 成果・記録
DTM・イラスト・動画制作 低〜中 ◎ ◎ 少 ◎
ギター・ピアノなど楽器 中 ◎ ◎ 少 ◎
散歩・軽登山 低 ◎ ○ 多 △
ソロキャンプ 中〜高 ◎ ◎ 中 ○
釣り 中 ◎ ◎ 中 ○
一人旅・温泉・写真 中 ◎ ○ 中 ◎
ガーデニング・家庭菜園 低〜中 ◎ ○ 少〜中 ◎
料理 低〜中 ◎ ◎ 少 ◎
筋トレ 低〜中 ◎ ○ 多 ◎
ブログ・プログラミング 低〜中 ◎ ◎ 少 ◎
この表だけで「1位」を決める必要はない。
40代独身男性の趣味には、万人共通のランキングなど存在しないからだ。
身体を動かしたい人と、休日くらい静かに座っていたい人では正解が違う。
大切なのは、自分が次の休日にもやりたくなるかである。
1.DTM・イラスト・動画制作などの創作
一人で何時間でも集中できる趣味が欲しいなら、創作活動は強い候補になる。
shiranui氏の記事では、音楽制作、映像制作、イラスト、漫画、小説などが紹介されている。PCやスマートフォン、無料で利用できるソフトなどから試せる活動もある。
創作の強みは、時間が成果物として残ることだ。
1曲でもいい。
1枚の絵でもいい。
30秒の動画でも、1000字の文章でも構わない。
昨日まで存在しなかったものが自分の手で形になる。この感覚に面白さを感じる人は、長く没頭しやすい。
ただし注意したいのは「機材を買うこと」が趣味になってしまうケースである。
高性能PC、音響機器、カメラ、有料ソフトをそろえても、制作そのものが楽しくなければ続かない。
制作→継続→必要に応じて設備投資。
順番を間違えてはいけない。
2.ギター・ピアノなどの楽器
楽器も、一人でできる趣味の代表格である。
元ネタではエレキギターや電子ピアノなどが挙げられており、機器によってはヘッドホンを利用して住環境へ配慮しながら練習できる。
楽器の面白さは、上達が目に見えることだ。
先週は止まっていたフレーズ。
先月は押さえられなかったコード。
数カ月後には一曲通せるかもしれない。
趣味なのだから、SNS上の上級者と比較する必要はない。
比較すべき相手は昨日の自分である。
ただし楽器も購入前に試奏、レンタル、中古品などを利用できる場合がある。いきなり高額機材へ走るより、まず「練習そのものが苦痛ではないか」を見極めたい。
3.散歩・軽登山・トレッキング
お金のかからない趣味を探している40代独身男性なら、まず候補へ入れたい。
shiranui氏の記事でも、本格的な登山だけでなく軽い登山、トレッキング、散歩が挙げられている。
ただ近所を歩くだけでは退屈なら、目的を足せばいい。
知らない道を歩く。
海や川を目指す。
気になる飲食店まで歩く。
季節の景色を写真へ残す。
近隣の低山へ行く。
これだけで単なる「運動」から「探索」へ変わる。
健康面でも、厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」成人版では、歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日60分以上行うことが推奨されている。
ただし同ガイドでは、個人差を踏まえ、可能なものから取り組み、今より少しでも多く身体を動かすという考え方も示されている。
つまり「60分できないから今日はゼロ」という発想こそ捨てたほうがいい。
10分でも20分でも外へ出る。その繰り返しからである。
4.ソロキャンプ
日常と物理的な距離を取りたい人には、ソロキャンプという選択肢がある。
shiranui氏の記事では、一人の時間を楽しめることに加え、道具、料理、食材などへこだわれる点にも触れている。
ただし、キャンプは初期投資が膨らみやすい。
テント。
寝袋。
テーブル。
椅子。
調理器具。
ランタン。
調べれば調べるほど欲しい物が増える。
だから最初から完成形を買ってはいけない。
レンタルできる環境なら利用し、必要最小限から試す。
実際に一度行けば、自分が好きなのは宿泊なのか、焚き火なのか、外での料理なのか、自然の中で一人になる時間なのかが分かる。
体験する前から理想のキャンパーを演じる必要はない。
5.釣り
釣りも、一人で没頭しやすい趣味である。
元ネタでは、場所によって車が必要になること、道具へこだわれば費用が増えること、船を利用すればさらに出費が増えることにも触れている。
つまり「安い趣味」と一概には言えない。
一方、釣りには試行錯誤する面白さがある。
場所を読む。
時間帯を変える。
仕掛けを工夫する。
魚の反応から次を考える。
釣れたかどうかだけでなく、仮説と検証を繰り返す過程そのものを楽しめる人には強い趣味になる。
品質管理の仕事でも、結果だけ眺めていて原因は見えない。条件を変え、記録し、差を見る。
その意味では、私は釣りと品質管理には意外なほど共通点があると感じる。
ただし「釣果を出さなければ意味がない」と数字に追われ始めれば、本業の延長になってしまう。
釣れない一日も含めて面白いか。
そこが趣味として続くかどうかの境界線だろう。
6.一人旅・温泉・写真
Presiaの記事では一人旅が40代独身男性の休日の選択肢として挙げられている。
shiranui氏の記事でも、旅行、温泉、飲食店、写真撮影などがまとめて紹介されている。
旅行だからといって飛行機へ乗る必要はない。
朝、自宅を出る。
知らない街へ行く。
温泉へ入る。
昼食は入ったことのない店を選ぶ。
景色をスマートフォンで撮る。
夕方に帰宅する。
これでも立派な休日のイベントである。
私は「遠くへ行った距離」より、日常の行動範囲から一歩外へ出たかのほうが重要だと考える。
毎週同じ家、同じ店、同じ画面だけを見ていて刺激がないなら、場所を変えるだけでも休日の感覚は大きく変わる。
7.ガーデニング・家庭菜園
静かな趣味を求める人なら、ガーデニングや家庭菜園も候補になる。
元ネタでは畑がなくても、ベランダや室内から始められる例が紹介されている。
仕事では、納期、売上、返信速度、評価など、何でも早さを求められる。
しかし植物は人間の都合では成長しない。
水をやる。
日当たりを見る。
葉の状態を見る。
数日、数週間という単位で変化を待つ。
その速度を心地よいと感じる人には向いている。
さらに育てたものを料理へ使えば、家庭菜園と料理という二つの趣味がつながる。
趣味同士がつながると、休日の選択肢はさらに増える。
8.料理
料理は、趣味と生活技術を兼ねる。
shiranui氏の記事では、レシピや動画などを参考に、気になる料理へ挑戦する方法が紹介されている。
切る。
焼く。
煮る。
味付けする。
盛り付ける。
前回との違いを考える。
実は改善の余地が非常に多い。
何より成果物をその日のうちに食べられる。
自分が食べたいものを自分で作れる。
この一点だけでも十分な価値がある。
料理を「異性に評価されるための趣味」にする必要もない。
一人で暮らしているなら、自分の満足度を上げればいい。
ただし「この食材を食べれば病気を防げる」「この料理だけで健康になれる」といった単純化は避けるべきである。
食事は健康を構成する要素の一つであり、身体活動、睡眠、飲酒・喫煙習慣、持病の管理など複数の条件が関係する。
9.筋トレ
健康管理にもつながる趣味を求めるなら筋トレは有力だ。
shiranui氏の記事でも筋トレが紹介され、Presiaの記事でも40代独身男性の休日候補として挙げられている。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人に筋力トレーニングを週2〜3日行うことを推奨している。
筋トレにはマシンを用いるウエイトトレーニングだけでなく、腕立て伏せなど自分の体重を利用する運動も含まれる。
つまり「趣味として筋トレを始める=高額なジムへ契約する」ではない。
自重スクワット。
腕立て伏せ。
軽いダンベル。
散歩との組み合わせ。
自分が繰り返せる範囲から始めればいい。
私自身、品質管理の仕事をしていて痛感するのは、一度だけ完璧にできる工程より、何度でも再現できる工程のほうが強いということだ。
趣味も同じである。
初日に追い込んで翌週やめるより、無理なく週2回続けられるほうがいい。
身体活動によって悪化する可能性のある痛みや慢性疾患などがある場合には、状態に応じて医師など専門家へ相談してほしい。
10.ブログ・動画制作・プログラミング
「休日に何かを身につけたい」という40代独身男性なら、ブログ、動画制作、プログラミングも候補になる。
元ネタでは、プログラミングや創作技能を学び、その延長として仕事の受注、情報発信、自作アプリなどへ展開する可能性にも触れている。
ブログなら文章とWeb運営。
動画なら企画、撮影、編集。
プログラミングならコードを書く技能が残る。
積み上げた記録や作品も確認しやすい。
ただし、ここには落とし穴がある。
最初から「いくら稼げるか」で評価しないことだ。
副業へ発展する可能性はあっても、学習すれば必ず収益が出るわけではない。
本業で数字に追われ、休日にもPV、再生回数、フォロワー、売上だけを追い始めれば、いつの間にか第二の仕事になる。
まずは「作ること自体が面白いか」を確認したい。
40代独身男性がお金のかからない趣味を選ぶなら何がいい?
初期費用を抑えたいなら、手持ちの物で今日試せる趣味から始めるのが合理的である。
具体的には、散歩、自重筋トレ、料理、スマートフォンでの写真撮影、文章を書くことなどが候補になる。
趣味選びで失敗しやすいのは、楽しさを確認する前に道具へ投資することだ。
散歩なら、まず手持ちの歩きやすい靴。
写真ならスマートフォン。
筋トレなら自重。
料理なら普段使っている調理器具。
ブログや文章なら現在所有するPCやスマートフォン。
DTMも、利用できる無料ソフトや手持ちの環境から試せる範囲がある。
キャンプであれば、環境によってはレンタルを利用する方法も考えられる。
私はこの順番を勧めたい。
体験する→続くか判断する→必要なものへ投資する。
これである。
以前の記事で示されていた「初期費用2万円以下・維持費月3000円以内」のような基準は、一つの考え方としては分かりやすい。
しかし、これは万人に適用できる公的な基準ではない。
年収、住居費、貯蓄、扶養状況、他の支出、趣味へ使いたい金額は人それぞれだからだ。
大事なのは「月3000円」という数字ではない。
自分が続けるか分からない段階で、回収できない支出を膨らませないことだ。
品質管理でも、原因が分からない問題に対し、いきなり高額な設備を追加するとは限らない。
まず現状を観察する。
試す。
変化を見る。
不足している部分だけを改善する。
趣味も同じだと私は考える。
40代独身男性の休日の過ごし方は「3記事の共通点」から決めればいい
元ネタ3記事を比較すると、細かな候補は違っても一つの共通項が見えてくる。
それは受け身で休日を消費するだけでなく、自分から何かをする時間を持つことである。
もちろん、疲れている日に映画や動画を見ることが悪いわけではない。
休養は必要だ。
問題は毎週同じことである。
金曜の夜にスマートフォンを見始める。
気づけば深夜。
土曜も昼まで寝る。
起きて動画を見る。
夕方になる。
「今日は何もしなかった」と感じる。
そして日曜の夜に憂うつになる。
もしこれが繰り返されているなら、壮大な「生きがい探し」から始める必要はない。
30分でいい。
外へ出る。
料理をする。
ギターを触る。
文章を書く。
筋トレをする。
一つ行動を入れるだけで、休日は「消費した時間」から「自分で選んだ時間」へ変わる。
この違いは小さくない。
40代独身男性は「3つ試して1つ残す」と趣味を選びやすい
ここからは筆者としての私見である。
趣味の記事を10本、20本読んでも決められない人は、情報不足なのではない。
むしろ情報を集めすぎている可能性がある。
そこで私は「3・1・3」という方法を勧めたい。
- 気になる趣味を3つ選ぶ
- まず1カ月試す
- 「一人で続けやすい・負担が重すぎない・翌週もやりたい」の3項目で残す
例えば、散歩、料理、DTMを選ぶ。
1カ月後、何回実施したかを見る。
しかし回数だけでは足りない。
確認したいのは、終わった後に「次はこうしたい」が浮かんだかだ。
料理をして「次は別のパスタを作りたい」と思った。
散歩から帰って「今度は川沿いまで歩こう」と思った。
DTMを終えて「次はサビまで作りたい」と思った。
この状態を私は「翌週への期待」と呼んでいる。
趣味は、その瞬間の2時間だけを埋めるものではない。
水曜日に「土曜はあれをやろう」と思える。
そこまで行けば、休日の趣味は平日の気分にも影響する。
逆に、準備するだけで嫌になる。
終わった後も特に満足しない。
次にやりたいとも思わない。
それならやめればいい。
shiranui氏も、一人で趣味をする利点の一つとして、「やってみたけれど合わなかった」「飽きた」と判断した際にやめやすいことへ触れている。
これは40代独身男性にとって大きな利点だ。
誰かの予定へ合わせる必要がない。
合わないものを捨て、次を試せる。
趣味が続かなかったことを人格の問題へ変換する必要などない。
私も仕事柄、改善策を考える際には「やってみたが効果が薄い」という結果を失敗とは考えない。
条件が一つ消えた。
それだけで次の判断精度は上がる。
趣味も同様である。
やって合わなかったという経験は、検索を100回続けるより価値がある。
40代独身男性の「生きがい」は趣味一つに背負わせなくていい
「40代独身男性 趣味」と検索すると、「生きがい」という言葉が気になる人もいるだろう。
しかし私は、最初から趣味へ「人生の生きがいになれ」と要求する必要はないと考える。
要求が重すぎるからだ。
一生続けられる趣味。
成長できる趣味。
健康になる趣味。
収入につながる趣味。
友人が増える趣味。
人から格好よく見られる趣味。
これを全部一つへ詰め込めば、選べなくなるのは当然である。
もっと分解したほうがいい。
例えば、身体を動かす趣味として散歩。
創作する趣味として料理。
外へ出る趣味として温泉。
このように役割を分ければいい。
私が40代男性に向いていると考えるのは、「健康・創作・外出」の3方向へ趣味候補を持つ方法である。
健康なら、散歩や筋トレ。
創作なら、料理、DTM、楽器、ブログ。
外出なら、温泉、軽登山、釣り、キャンプ。
この3方向を持つ理由は単純だ。
趣味は天候、体調、時間に左右されるからである。
雨で軽登山が無理なら料理をする。
身体が疲れていればDTMをする。
晴れて余裕があれば散歩や釣りへ行く。
長い休みなら温泉へ出る。
一つの趣味だけに休日の満足度を依存させない。
これなら崩れにくい。
さらに言えば、趣味をすべて副業へ変換する必要もない。
40代のビジネスパーソンは、本業ですでに数字、納期、人事評価、売上、責任などに追われている場合が多い。
そこへ趣味まで時給換算を持ち込めば、第二の職場になる。
釣れなかったが面白かった。
下手だがギターを弾いている間は時間を忘れた。
一円にもならないが写真を撮りに出掛けた。
それでいい。
役に立つのか。
金になるのか。
評価されるのか。
その物差しから降りる時間があっていい。
むしろ私は、それも趣味が持つ重要な役割だと考える。
40代独身男性が趣味を始めるのに遅すぎることはある?
「40代から始めても遅いのではないか」と感じる人もいるだろう。
だが、趣味で誰かへ追いつく必要があるのか。
45歳からギターを始めた人が、20歳から弾いている人へ勝つ必要などない。
料理も同じだ。
登山も同じ。
DTMも同じ。
筋トレも同じである。
元ネタのshiranui氏自身も40代半ばで、音楽制作、動画制作、温泉、スノーボードなど複数の趣味を楽しんでいる。
ここに一つの現実的な示唆がある。
年齢より、実際に手を動かしているかどうかのほうが重要だ。
趣味探しでありがちな失敗は、「最適な趣味が分かってから始めよう」とすることである。
しかし順番が逆だ。
やってみなければ、自分が楽しめるか分からない。
近所を30分歩く。
一品作る。
腕立て伏せをする。
無料で利用できる制作環境を触ってみる。
楽器店などで楽器に触れる。
次の休日に行く場所を決める。
まず一回だ。
一回やれば、検索では得られなかった情報が手に入る。
疲れるのか。
面倒なのか。
時間を忘れるのか。
またやりたいのか。
自分の身体と感情から得たデータである。
品質管理の現場で、実機を一度も動かさず机上だけで工程能力を語れば危うい。
趣味選びもそれに似ている。
検索結果は候補を出してくれる。しかし最終判定は、実際にやった自分にしか下せない。
まとめ|40代独身男性の趣味は一人・費用・没頭度で選べ
40代独身男性の趣味について、2024年3月5日公開のshiranui氏の記事では、創作活動、楽器・プログラミング、散歩・軽登山、キャンプ、釣り、旅行・温泉・写真、ガーデニング、料理、筋トレ、収入へつながる活動などが紹介されている。
Presiaが2024年3月1日に公開した記事では、一人旅、ゴルフ、映画・アニメ、筋トレ、プラモデル・パズル、ソロ登山・キャンプ、スキルアップ、副業などが休日の選択肢として挙げられている。
さらに2026年8月7日公開の記事では、一人完結、低コスト、没頭度が趣味選びの重要な条件として扱われている。
3記事を比較すると、中心にあるのは「一人でも自分から動ける趣味を持ち、休日を主体的に使う」という考え方だと読み取れる。
お金をかけたくないなら、散歩、自重筋トレ、料理、写真など、手持ちの物から始めればいい。
没頭したいなら、創作、楽器、釣り、ブログ、プログラミングなどが候補になる。
外へ出たいなら、軽登山、温泉、一人旅、キャンプがある。
選択肢がないわけではない。
むしろ多すぎる。
だから私は「3つ試して1つ残す」を勧める。
一人で続けやすいか。
負担が重すぎないか。
そして何より、翌週もやりたいか。
ここを見る。
40代だから遅いのではない。
「もっと自分に合う趣味があるはずだ」と検索だけを続け、一度も試さないことのほうが問題である。
次の休日まで待たなくてもいい。
散歩なら今日できる。
料理もできる。
筋トレもできる。
文章を書くこともできる。
最初から生きがいを見つけようとするな。
まず30分、自分の時間を自分で使え。
面白ければもう一度やる。
違ったなら次へ行く。
趣味探しとは、そのくらい軽く始めていいものだ。
よくある質問
40代独身男性が一人でできるおすすめの趣味は何ですか?
散歩、筋トレ、料理、DTM、楽器、釣り、一人旅、温泉、ガーデニング、ブログなどが候補になる。特に迷っている段階では、一人で完結でき、準備の負担が小さいものから試すと判断しやすい。
40代独身男性向けのお金のかからない趣味はありますか?
散歩、自重筋トレ、料理、スマートフォンでの写真撮影、文章作成などは、手持ちの道具を活用すれば初期費用を抑えやすい。重要なのは安さそのものではなく、続くか分からない段階で高額な道具を買わないことである。
40代で趣味がなく休日を持て余す場合はどうすればいいですか?
最初から生きがいになる趣味を探さず、気になるものを3つ選んで1カ月程度試すとよい。「一人で続けやすい」「負担が重すぎない」「翌週もやりたい」の3点で判断し、一つ残せば十分である。
本多鋭一(ほんだえいいち)
現役品質管理マネージャー兼ヘルスケアライター

