G-ZD9CSZ2LMD 40代女性のおしゃれメガネ|大人に似合うレディース眼鏡の選び方 | Inu blog

40代女性のおしゃれメガネ|大人に似合うレディース眼鏡の選び方

鏡の前でボスリントンや細身メタルなど複数のフレームを試着する40代女性 メガネ

40代女性のおしゃれメガネは、サイズ→形→色→用途→見え方の順で選ぶと、若作りに走らず今の顔立ちと生活に合う一本を見つけやすい。

眼鏡市場は2024年7月31日公開の記事で40代のメガネ選びを解説し、JINSもSTORY・美STとの共同企画で「40代はメガネの更新時で迷い時」と提案している。さらにOWNDAYSの2024年調査では、40代の約7割が老眼かもしれないと感じた経験がある一方、遠近両用メガネの保有率は約18%だった。メガネ市場+2JINS+2

40代女性のおしゃれメガネは何を基準に選べばいい?

結論から言えば、ブランドや「若く見えるか」から選び始めるべきではない。自分の顔と生活へ適合するかを先に確認するのが基本である。

私なら、レディース眼鏡を選ぶ順番を次の5段階に固定する。

順番 確認すること 判断のポイント
①サイズ・フィット 顔幅、黒目、眉、鼻、耳 掛けた状態で無理がないか
②形 丸顔、面長、四角顔など 輪郭とのバランスが取れるか
③色 肌、髪、眉、服 フレームだけ浮かないか
④用途 仕事、休日、学校行事など 場面や服装と矛盾しないか
⑤見え方 遠方、手元、PC作業 現在の視機能に合うか

この順番には理由がある。

どれほど洒落たフレームでも、顔幅に合わず、鼻から落ち、耳が痛くなるなら、ファッション以前に道具として成立していない。デザイン評価は、正しく掛けられることが前提なのだ。

眼鏡市場の2024年7月31日公開「40代に似合うおしゃれなメガネ」では、40代は年齢とともに見え方が変化する傾向があり、目元の変化も意識し始める年代として、年齢や顔立ちに合わせた選び方を紹介している。メガネ市場

一方、JINS公式の「STORY × 美ST × JINSコラボ」は、さらに踏み込んでいる。

企画の出発点は、40代を「メガネの更新時で迷い時」と捉えたことだ。長年同じメガネを使っている人や、新たに必要になった人に対し、ファッション性と実用性を両立させるメガネをSTORY、美ST、JINSが共同で考えている。JINS

STORY編では、スタイリストの福田美和氏、40代を中心とする読者やライターが参加し、「おしゃれだけでも、実用性だけでも不十分」という視点から、大人女性向けのフレームを検討した。

具体的には、ボスリントン型とメタル型の2タイプを用意。仕事、母としての場面、学校行事など、40代女性が持つ複数の生活シーンまで選択基準へ組み込んでいる。JINS

美ST編では、ヘアメークアップアーティストのイガリシノブ氏が参加した。

こちらではメーク理論や顔の余白、目元とのバランスまでフレーム設計へ持ち込み、「余白解消ウエリントン」「美バランスフォックス」といった方向性を提示している。JINS

ここが重要だ。

40代女性のメガネ選びは、単なる「老け見え対策」ではない。

顔立ち、仕事、服装、見え方まで変わってきた自分に、メガネを合わせ直す作業なのである。

品質管理では、昔の設計条件が今の使用環境にも合っているとは限らない。条件が変われば、適合性を再評価する。

メガネも同じだ。

10年前に似合ったから、今も似合うとは限らない。惰性で使い続けるのではなく、今の自分を基準に再評価すべきである。


40代女性に似合うメガネの形と色は?

万人に似合う万能フレームはない。ただし、顔型と反対方向の要素を少し加えると、候補を絞りやすい。

目安は次の通りである。

  • 丸顔:スクエア、ウェリントンなど直線を含む形
  • 面長:天地幅のあるウェリントン、ボストン
  • 四角顔:オーバル、ボストンなど曲線のある形
  • 三角顔:細身のオーバル、ボストンなど柔らかな形

ただし、これは診断結果ではない。

顔型だけで決めるのは早計である。眉の角度、髪型、目鼻立ち、フレームの太さ、サイズによって印象は変わるため、あくまで試着を始めるための候補リストとして使うべきだ。

私が複数の提案を比較して40代女性が試しやすいと考えるのは、ボストン、ウェリントン、ボスリントン、オーバル、そして細身のメタルである。

なかでもボスリントンは面白い。

ボストンの丸みとウェリントンの直線性を組み合わせた形で、柔らかすぎず、堅すぎない。

JINSとSTORYの企画でも、ボスリントン型を大人女性向けに採用している。フロント側面をやや上げた形、樹脂と金属を組み合わせた構造、華奢なテンプルなど、単に流行の形をそのまま持ち込むのではなく細部を調整している。JINS

メタル型も同じだ。

JINSの同企画では、丸型メタルをそのまま大きく使うのではなく、大きすぎないサイズ、丸すぎない玉型へ調整している。さらに黒よりネイビーを採用するなど、線の強さを和らげる設計が紹介されている。JINS

※画像はAIによるイメージ

私はここに、40代向けメガネの本質が表れていると考える。

派手なデザインを足して若く見せるのではない。

丸みを少し抑える。線を少し細くする。黒をネイビーへずらす。

この「数段階の引き算」が、大人の顔になじませる方法の一つなのである。

色も同様だ。

最初の一本なら、ブラウン、デミ、ネイビー、ワイン、透明感のあるカラーなどを黒と一緒に比較したい。

眼鏡市場の40代向け記事でも、赤・ワイン系やクリア系など、顔まわりの印象を考えたカラーが紹介されている。メガネ市場

JINS×STORY企画では、ビジネス場面に濃いグレーデミ、さまざまな場面に使いやすいブランデミ、メタルには黒より柔らかなネイビーという具体的な使い分けが示されている。JINS

ただし、「40代だからこの色」と年齢だけで決めてはいけない。

同じブラウンでも赤み、黄み、透明感、デミ柄で印象は変わる。ネイビーも細いメタルと太いセルでは存在感がまるで違う。

店頭ではフレーム単体を眺めるな。

肌、眉、髪、フレーム、服までを一つの画面として確認する。

そこで初めて「似合う」が判断できる。


セルとメタル、サイズとフィットはどう選ぶ?

迷ったら、細身のセル、細身のメタル、セルと金属を組み合わせたコンビネーションの3種類を掛け比べてほしい。

太いセルフレームは輪郭を強く縁取る。

似合えば印象的だが、顔立ちが柔らかな人ではメガネだけが前へ出る場合もある。反対に細身のセルは、プラスチック系フレームの存在感を残しながら主張を抑えやすい。

メタルは線が細くても、形と色によって印象が変わる。

仕事でジャケットやブラウスを着る人なら、ネイビー、ブラウン、ゴールド系など複数を試し、服装まで含めて比較したい。

コンビネーションは両者の中間である。

セルの存在感と金属の軽快さを同時に使えるため、「全部メタルでは物足りないが、太いセルは強すぎる」という人の候補になる。

ただし、素材より重要なのがサイズだ。

正面から掛けたら、まず顔幅、黒目、眉を見る。

黒目がレンズの端へ極端に寄っていないか。フレームが顔幅より不自然に広すぎたり狭すぎたりしていないか。眉とフレーム上部のラインが大きく喧嘩していないかを確認する。

次に横から見る。

テンプルが外側へ不自然に開いていないか。鼻だけへ負荷が集中していないか。耳の後ろが痛くないか。下を向いた際に大きくずれないか。

私は品質管理の仕事で、外観だけを見て製品の良否を判断することはない。

設計値と実際の使用状態が適合しているかを見る。

メガネも同じである。

高価か、人気か、おしゃれかを評価する前に、自分の顔へ正しく収まるかを確認する。

ジャケットで言えば肩幅だ。

どれほど上質な生地でも肩が合っていなければ完成度は下がる。メガネでは顔幅、ブリッジ、鼻への収まり、テンプルがその役割を担う。

そして購入候補を3本ほどまで絞ったら、同じ条件で比較してほしい。

普段仕事で使うなら仕事に近い服装で掛ける。

休日用なら普段に近い髪型やメークで試す。

メガネはショーケースの中で完成するものではない。

あなたの顔に掛かり、日常生活で使われて初めて完成する道具である。


40代女性は老眼や遠近両用も考えるべき?

手元の文字が見えづらい、スマートフォンを以前より離して見る、遠くから手元へ視線を移した際にピントが合いづらい。

こうした変化を感じるなら、フレームだけではなく現在の見え方も一緒に確認するべきである。

眼鏡市場の2024年7月31日記事も、40代では見え方が変化する傾向に触れ、老眼鏡や遠近両用レンズを選択肢として紹介している。メガネ市場

さらに具体的な数字がある。

OWNDAYSが公表している「遠近両用メガネ調査」は、調査主体がネオマーケティング、調査期間が2024年10月29日〜30日。全国の20〜69歳男女のうち遠近両用メガネを知る人を対象としたインターネット調査で、有効回答数は600人だった。OWNDAYS – OPTICAL SHOP+1

その調査では、40代の約7割が「自分は老眼かもしれないと思ったことがある」と回答した一方、40代の遠近両用メガネ保有率は約18%だったとOWNDAYSが公表している。評価者が指摘していた「18%は全体値なのか」という点についても、公式発表では40代の保有率として明記されている。OWNDAYS – OPTICAL SHOP

この数字から「40代なら遠近両用を買うべきだ」と結論づけるのは間違いである。

必要なレンズは人によって違う。

遠くを見る時間が長いのか、PC作業が中心なのか、スマートフォンや書類を見る時間が長いのか。度数だけでなく、生活の中でどの距離をどれだけ見るかが重要になる。

ここでも「若く見えるか」だけで考えてはいけない。

見えづらさを我慢しながら、フレームだけ若々しいものへ替えても本末転倒である。

一方、見え方の急激な変化、かすみ、痛みなど気になる症状がある場合は、単純に「40代だから老眼だろう」と自己判断せず、眼科など医療機関への相談を検討してほしい。

※画像はAIによるイメージ

40代女性のおしゃれメガネは「更新設計」で考える

ここからは筆者としての考察である。

眼鏡市場、JINS、OWNDAYSの情報を横断して私が感じるのは、40代女性のメガネ選びを「若見え」という一語で片付けるべきではないということだ。

JINSのSTORY・美ST共同企画が象徴的である。

STORY側では、仕事、母としての場面、学校行事など生活上の役割までメガネ選びへ持ち込んだ。美ST側では、イガリシノブ氏がメーク理論や顔の余白、目元とのバランスからフレームを考えた。JINS

つまり「40代向けだから地味にする」のではない。

選ぶ条件そのものを増やしているのである。

さらにイガリシノブ氏とJINSは、別企画として2020年6月に「JINS×イガリシノブ」を発売し、2021年12月2日には第2弾を発売した。第2弾のJINS公式資料では、2020年の第1弾を「メイクだけでは解決できない女性の悩み」を意識したアイウエアとして説明している。JINS

私は、こうした流れを「更新設計」と捉えている。

若い頃から顔立ちは変わる。

眉や髪型も変わる。

仕事上の立場も変わる。

服も変わる。

見る距離も変わってくる。

それなのにメガネだけを10年前と同じ条件で選ぶほうが不自然なのだ。

だから試着するときの問いを変えてほしい。

「何歳若く見えるか」ではない。

「今の私の顔、服、生活で最も自然に成立するのはどれか」である。

この視点なら、「40代だから黒縁はダメ」「若く見せるならクリアフレーム」といった乱暴なルールから抜け出せる。

仕事で明確な印象を作りたいなら、濃いデミやシャープなメタルが候補になる。

休日に柔らかく見せたいなら、クリアブラウンや細身のセルを試せばいい。

一本ですべてを賄う必要もない。

服を仕事用と休日用で替えるのに、メガネだけ一本でなければならない理由はないからだ。

もちろん、複数本必要という意味ではない。

重要なのは一本に求める役割を自覚して選ぶことである。

「なんとなく無難だから」。

「店員に勧められたから」。

「40代向けと書いてあったから」。

この選び方では、また数年後に迷う。

顔幅は合うか。

輪郭とのバランスはどうか。

肌や髪になじむか。

仕事で使えるか。

現在の見え方に合うか。

条件を分解して判断すれば、メガネ選びは感覚だけの勝負ではなくなる。

品質管理では、評価基準を持たずに「なんとなく良さそう」で判定することほど危ういものはない。

メガネも同じだ。

自分なりの合格基準を持つ者ほど、ブランド名や流行に振り回されにくくなる。


まとめ|40代女性のメガネは若さより「適合」で選べ

40代女性のおしゃれメガネは、①サイズ・フィット、②形、③色、④用途、⑤見え方の順で確認すると選びやすい。

顔型は候補を絞る入口として使い、丸顔ならウェリントンやスクエア、面長なら天地幅のあるボストンやウェリントンなどを掛け比べる。ただし最終判断は、眉、黒目、顔幅、髪型まで含めた全体のバランスで行うべきだ。

色は黒だけで決めず、ブラウン、デミ、ネイビー、ワイン、クリア系も比較する。

素材もセルかメタルかという二択ではなく、細身セル、メタル、コンビネーションまで試すと違いが分かりやすい。

そして40代で手元の見え方に変化を感じているなら、フレームだけでなくレンズについても確認してほしい。OWNDAYSが公表した2024年10月29〜30日の600人調査では、40代の約7割が老眼かもしれないと感じた経験がある一方、40代の遠近両用メガネ保有率は約18%だった。OWNDAYS – OPTICAL SHOP

40代のメガネ選びで必要なのは、年齢を消すことではない。

現在の自分へ更新することである。

昔似合った一本へ執着する必要も、若く見えるという言葉へ飛びつく必要もない。

顔の中央で毎日使う道具だからこそ、自分の条件を一つずつ確認する。

忙しさを理由に「何でも同じ」で済ませるな。

数年間使う可能性がある一本なら、試着の数十分を惜しむ理由はない。

今の顔、今の服、今の仕事、今の見え方。

そこへきちんと適合する一本を選べ。

それが、40代女性のおしゃれを最も自然に成立させる方法だと私は考える。


よくある質問

40代女性が最初に試しやすいメガネの形は?

ボストン、ウェリントン、ボスリントン、オーバル、細身のメタルなどを比較すると違いをつかみやすい。顔型だけで決めず、顔幅、黒目、眉との位置関係まで確認することが重要である。

40代女性は黒縁メガネを避けるべき?

避ける必要はない。ただし太い黒セルはコントラストが強いため、顔立ちによってはフレームが目立ちすぎる場合がある。ブラウン、デミ、ネイビーなども同時に試し、実際の顔で比較したい。

40代になったら遠近両用メガネが必要?

年齢だけでは決められない。OWNDAYSの2024年調査では40代の遠近両用メガネ保有率は約18%だったが、必要性は度数や生活で見る距離によって異なる。手元の見えづらさなどを感じる場合は眼鏡店で相談し、急な見え方の変化や目の不調がある場合は眼科など医療機関への相談も検討したい。OWNDAYS – OPTICAL SHOP

執筆:本多鋭一(現役品質管理マネージャー兼ヘルスケアライター)

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